うなぎの気分って、どんな気分?
2019.11.1
出張先でのことです。
時刻は、午前11時30分。そろそろランチどき。
何か食べておきたいけれど、
土地勘がなくて、どのお店に入ればいいかわからない。
ブラブラ歩いて見るものの
「ラーメン?」なんか気分じゃない…
「うどん?」う~ん
「カレー?」今はいらない
決めかねて飲食街をグルグル、グルグル。
そのときでした。
どこからともなく漂ってきた
こうばし~い香りに
脳と嗅覚を「ガシッ!!」と鷲掴みにされたんです。
う な ど ん!!!!
うな丼だ!!!!
そう私は、うな丼が食べたかったんだ!!!!
というわけで、いただきまーす!
……前置きが長くなりましたが
つくづく「気分」って、不思議なものですね。
何故かは分からないけれど、
「絶対にアレが食べたい!」という気分のときって
ありますもんね。
きっとその時の体調やら、テンションやら
天気やら、あるいは朝見たニュースやら…
なんやらかんやらが合わさって
「うなぎで元気をつけよう!」
という気分に、なったのかなあ。
ちょっと小耳に挟んだんですが
いまAIがどんどん進化していて
消費者の声や表情、文章から
「気分」を分析できるようになっているそうです。
そのうち逆に、気分を誘導されて
「うなぎを食べたい気分」にさせられちゃったりして…?
ちょっとこわいような
技術の進化が楽しみなような
そんなことを考えながら、丼ぶりをかきこみ
気づけばぺろりと平らげていました。とさ。
ライター ゆうこ
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