細さと短さが“絶妙”
瞬く間に47万食販売

手延べ極細うどん 絹ひめ

遙竹庵(岡山手延素麺株式会社)

「お客様の声から生まれた麺です」

※記事は取材当時の内容に基づいております。
季節商品や限定商品など、現在、その商品自体の
取り扱いがない場合もございます。
ご理解の程、よろしくお願い致します。
つな通編集部


 「ツルツルッ!」と気持ちよくのどを流れる、極細うどん。絹のようになめらかな麺肌。それもさることながら、実はこのうどん、ほかにはない“ある特徴”が話題となり、全国から注文が集まっている。
 商品の名は、極細うどん「絹ひめ」。作ったのは、麺どころ岡山県浅口郡里庄町で、50年以上麺を作ってきた老舗、遙竹庵(岡山手延素麺㈱)。同社の横山順二社長は、商品の秘密をこう明かす。「お客様のなかには、従来のうどんは長くて、すするのが大変と感じる方もいらっしゃいました。そこで、思い切って麺の長さを“半分”にしたのです」

ゆで時間は
たったの3分

なめらかな舌触りが、
まるで絹のような極細うどん

 一口でツルッと食べきれる、ありそうでなかった短さ。これが、高齢者や子供にも食べやすいと一躍人気に。
 しかも極細うどんなので、ゆで時間はたったの3分。簡単に作れて、おまけにおいしいとあって、販売数は発売からわずか半年で47万食※を突破した。
 おいしさの理由は、「手延べ」という伝統の製麺技法にある。“延ばし”と“熟成”を繰り返し、徐々に麺を細くする技だ。生地を細く切る製法と異なり、麺に角ができないので、のどごしはなめらか。また、麺をねじって“撚り”をかけることで、細いながらもコシのある、絶妙な歯ごたえを生み出している。

上:麺を熟成させて、
延びる力を引き出す
下:麺の長さは、従来の
うどんの半分と短い

 今の季節なら冷水でシャキッと締めて、ざるやぶっかけ、冷たいだしで食べるひやかけがおすすめ。自慢のコシと、もっちりした弾力が際立ち、やみつきに。暑くて食欲がなくても、「絹ひめ」ならぺろりと平らげられそうだ。
※2017年9月時点(同社調べ)

上:人々の声から生まれた
「絹ひめ」。
今では幅広い世代に愛されている
下:「この短さが食べやすい」と、
喜びの声が数多く届いている

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