家呑みが楽しくなる
本格焼酎の呑み比べ

本格焼酎 白・黒財宝呑み比べセット

株式会社 財宝

軽快な“白”か、芳醇な“黒”か

 ㈱財宝の「本格焼酎 白・黒財宝呑み比べセット」。まずは、社名と同じ名を持つ「財宝」から。同社が手掛ける本格焼酎の代表格で、“白財宝(しろざいほう)”と呼ばれる一本だ。
 口に含むと、芋の香りがスッと鼻を抜ける。自然な甘みと、やさしい飲み口。芋らしさを感じつつも、全体的に爽やかな印象だ。非常に飲みやすく、スイスイいける。愛飲者が多いというのも納得で、「息子が作るお湯割りを飲みながら、『うまいね』と2人で楽しくやってます」「娘からついでもらうお酒は格別!」など、寄せられる声はどれも楽しそうだ。

芋好きには
たまらない味

 もう一つは、重厚な雰囲気をまとう「黒財宝」。
 「こちらは、芳醇でコクがあって……。どちらかというと“ツウ”好みの味ですね」と話すのは、同社の迫勇さん。

左:自然な甘み、軽快で飲みやすいと
評判の本格焼酎「財宝」
右:芳醇な香り、コク深い 味わいが魅力の
本格焼酎「黒財宝」
(※どちらも写真は芋、一升瓶)

 なるほど。確かに香り高く、コクと旨味はどっしりと味わい深い。芋好きにはたまらない味わいだ。それでいてキレがあるので、食事の邪魔をせず、晩酌にぴったり。肴をつまみながら、ちびりちびりと味わいたい。
 「2つの違いは、芋と麹にあります。『財宝』は、黄金千貫という品種の芋を使い、白麹で仕込みました。軽快で、王道の味ですね。『黒財宝』で使う芋は、紅さつま・紅こがね・黄金千貫と3種類。これを、黒麹で仕込みました。もちろん、芋はすべて鹿児島県産。鹿児島県の伝統技法を守って作っているので、どちらも正真正銘のさつま焼酎です」(迫さん)
 “白”と“黒”、それぞれ良さは違うが、共通して口あたりがとてもまろやか。のどをスーッと通っていく。これこそ、焼酎好きが評価する魅力だ。

「私の楽しみは焼酎の水割りで
一日の 疲れを取ること」
(栃木県・男性)

 実は同社は、ミネラルウォーターの販売を行う企業。その水の原水は、桜島の麓の地下1,000mから湧き出る天然温泉水。硬度4mg/l、とてもやわらかな“超軟水”で、天然のミネラルを豊富に含み、まろやかなのど越しを特長とする。
 「焼酎は、『水』で味が変わるといわれます。弊社の焼酎がまろやかで飲みやすいのも、この天然温泉水を使っているから。その上、芋の風味とコクを引き立ててくれるんです」と迫さん。
 「財宝」「黒財宝」には、厳選した大麦を用いた麦焼酎もある。こちらも、繰り返し購入する人の多い人気商品だ。
 焼酎の本場・鹿児島から届く、「白」と「黒」。今宵の晩酌はどちらにしようか。
※平成30年2月 東京商工リサーチ調べ

雄大な桜島の麓から湧き出る
天然温泉水を使用

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