「え！人参100％!?」
“とりこ”になる旨さ

　「これが本当に人参ジュース？」と、誰もが驚く商品がある。マルカイコーポレーション㈱（大阪市）の「順造選 にんじんジュース」だ。
　砂糖も香料も使わない、正真正銘、人参100％。それなのに、とっても甘くてフルーティ。人参特有のクセがなく、のど越しスッキリ。発売から20年以上、愛され続けるのも納得のおいしさだ。

　「国内産の人参では甘味やコクが足りないため満足できず、世界中を探して見つけ出した、ニュージーランド産の“甘い人参”『シャトネー種』を使っています。素材のままが一番。添加物の力は不要なんです」そう話すのは、同社の代表取締役、松賢児さん。
　肥沃な大地で、太陽をいっぱい浴びて育ったシャトネー種は、糖度の高さが魅力。ただ、シャトネー種だけでは甘すぎるため、米国産の人参をブレンド。後味の良い、絶妙な甘さに仕上げた。

　「私の父、弊社会長でもある松順造が、著名な専門家の先生が主催する、断食センターに参加したときのこと。毎日飲んでいたのが、搾りたての人参ジュースでした。自宅でも続けようと思い、このジュースを作ったんです」（賢児さん）

　同商品では、人参を丸ごとすりつぶしているため、おいしく飲むだけで、豊富な栄養が摂れる。なかでも、体にうれしいβ-カロテンの含有量は、同商品１本で16mg。これは、生人参230gに相当（七訂食品成分表より）する。
　人参好きをもうならせるおいしさ。同商品の“とりこ”になる人は後を絶たない。


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つな通編集部