短さがクセになる
備中の手延べラーメン

中華短麺(醤油味)

遙竹庵(岡山手延素麺株式会社)

短さとのど越しで箸がとまらない

 一口すすると「あれ、麺が短い?」。そんな違和感を覚えつつ二口すすると、箸がとまらなくなってしまう不思議なラーメンがある。岡山県浅口郡里庄町で麺作りをおこなう老舗、遙竹庵(岡山手延素麺㈱)から新発売された、その名も「中華短麺」だ。
 スルスルっと食べられる秘密は、麺の短さだけではない。麺に角がなく食感もなめらかで、のど越しがやさしいためだ。この地で受け継がれる“手延べ”製法が、その独特の食感とのど越しを生むという。

スープは醤油ベース
絶妙なおいしさ

 「ここ備中は、知る人ぞ知る隠れた麺どころなんです。伝統の手延製法でできた麺は麺通たちをも、うならせています」そう話すのは、同社の横山順二社長。麺を作って半世紀以上の同社では、いくつもの工程を重ね、手延べ麺が作られている。

ツルツルの食感を楽しめる
「中華短麺」。一口で食べきれる、
麺の短さも絶妙だ(調理例)

 まずは、生地の熟成と延ばしを何度も繰り返し、徐々に細くする。さらに「撚り」をかけ、のびにくく、コシのある麺に。最後は「麺のすだれ」にして乾燥させる。機械でできないことも多く、手間と熟練の職人技が求められる製法だ。
 そして、こだわりはオリジナルのスープにも。この短い麺にあうよう、濃口醤油をベースに、豚骨などを独自の割合でブレンド。隠し味にコチュジャンも加え、ほのかな辛味が食欲を刺激する、大人の味に。短い麺でもしっかりと食べ応えがあるよう、絶妙なバランスで仕上げている。

①水600mlを沸騰させ、
麺を入れて2分煮込む
②好みの野菜や肉を入れ、
さらに1分煮込む
③最後にスープを入れて、
できあがり

 作り方は、とても簡単。麺を3分ゆで、液体スープを溶かすだけ。ラーメンファン必食の一杯をぜひご賞味あれ。

左:職人の手で麺を細くする、
手延べの技
右:最終は「麺のすだれ」にして
乾燥させる

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